Mr.Holmes
という作品があることを知ったのは、火星の人(映画邦題オデッセイ)を観に行ったときだった。
その少し前にシャーロック(英国BBC) のスペシャル番組映画館放映を観ていて「おうおう、そういえばこんな感じだったのぅ、いやはや騙されたのぅ、続き楽しみだのぅ」なんてすっかりベネディクト・カンバーバッチ&マーティン・フリーマンの世界にひたっていたところ結構心臓どきゅんときた。
「えっ、えっ? イアン・マッケラン? ってマグニートーだよね? っていうかガンダルフか」
とわりと混乱しながらチラシを手にわくわく帰ってきた。
で、公開後観た。
おおおおお、という感想。
映像も演技もお話も、おおおおお、と……エンドロール見ながら(これは、今、涙をこぼしていいのかもしれない)と思った。
老いとか、やさしさとか、生活することとか、じわーん……としみた。
生と死、祈り。
海のシーンがかなり好きです。
映画館のシーンも愉しく観ました。
ホームズとして、このようなお話も創れるのだなあと思った。
見ることができて、うれしかった。
(あと、日本にびっくりした)