海老とアボカドと玉子のトーストサンド
久しぶりの喫茶店に訪れた。
どうにもおなかがすいたのだが、ご飯ものを食する気分でもない。
目についたトーストサンドを注文し、提供までの間しばし落ち着いた雰囲気の作りと微妙ににぎやかに重なり合う会話をBGMにくつろいでいた。
登場、トーストサンド
さっそくかぶりつく。
(注 画像はすでにひときれ食した後の撮影)
ジューシーなトマトと玉ねぎスライス、薄付きのケチャップ(?)がイイ!
これ、朝ごはんに食べたいなあ。買ったばかりの新タマネギが活躍できそうだ。
アボカドと卵もあるし、ベーコンを入れたら同じものになるはず……明日にでも作ってみるか! とかじり味わっていたが気付いた。
ベーコンじゃないや、海老だよ海老。商品名のトップにあるのに忘れていた。なぜかベーコンだと思いこんでいたのはBLTサンド好きのサガなのか。
でもなあ、えび。
朝の忙しい時間にえびの加熱調理は避けたい。
としたら、刺身か? 甘海老か、それ以外だとお高くなるから甘海老か。
アボカド玉子と甘海老トーストサンド、いや、いっそアボカド玉子と刺身サンドとかどうだろう。
刺身サンド、言葉としてはインパクトあっていいな、気に入った。ただ、微妙に生臭そうなイメージが漂う……。
と、忘れてはならないカラシとバター。
具材のハーモニーを引き立てる両サイドのかなめ、トーストにじんわりしみこむ美しい黄金色。
あ、でも刺身サンドというネーミングならカラシよりわさびがマッチするだろうか。
たっぷりバターの上にはグリーンのわさび、トマトタマネギスライスに卵アボカドそして生々しい甘海老が!
と、ここまで想像してテーブルの上の現物からはるか遠く離れていることに気が付いた。
ここはおとなしく、海老の代わりのベーコンで朝の自作を楽しむとしよう。
以上、ある昼食のひとときに朝ごはんを思う光景。
カラシは洋がらしか、和がらしか。どっちかなあ。
→後日作ってみたが、具材をおおざっぱに切るという手段で作ったため、とても写真に残せないビジュアルとなった。つーかのせすぎてオープンサンドになった。星野コーヒーメニューを参考になどと、とても言えない。それはそれで、おいしかった。結局カラシは粒入りマスタードにした。