torinikugobouのブログ

備忘録的に、ライトな日記綴り。

印刷すごい(レトロ印刷JAM見学など)

先日、大阪の大丸目的に家を出たのですが、辿りつく前に楽しそうな記事に出会いました。

印刷工場ピクニック-in-大阪

急遽、行先を変更。

www.an32.jp

印刷工場ピクニックって、なんだろう?

興味がわいて記事をひらいたら、かわいいキャラクターに楽しそうなイベントの紹介!

自分でデザインした絵柄を刷ったTシャツとか、すごい。超ステキ。私も作れるものかしらん。

少々道に迷ったのですが(←地図を読み間違えて会場を中心に一周していた)なんとか辿りつきました。

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(個人の方が映らないようぼかし加工しました)

手紙舎」という書籍やイベント・店舗運営関係の会社と、「レトロ印刷JAM」という印刷関係の会社共同の催しのようでした。

作家さんによるさまざまなグッズや、いくつもの書籍、カフェまで集まった盛りだくさんのイベント。

入口にはキャラクターパネルが置かれて記念撮影を楽しむ人が何人も。

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こんな感じで並んで撮影したり手に持って撮影したり。

味のあるキャラクターは触れるだけでたのしい。

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(この子は「ハム」だそうです)

 

「ワークショップ」として、

自分が描いた絵を刷るもの

いくつか絵を選んで、そこに色を塗るもの

などあったのですが、私は時間のかからなさそうな缶バッジ作りに参加しました。

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ガシャコーンとして、イラストを丸く切り抜く機械や

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くるっと回してギュっとすれば絵の部分のセットアップから背後のピン部分まで取り付けられる機械でガシャコンぎゅっぎゅ。

いくつか選べるイラストは、入口にあったマスコットと同じ作家さんのものでうれしかったです。自分の手で作ると愛着わきますね(*´ω`*)

 

この、短時間で作れるものを選んだのには理由がありました。

印刷工場の見学ツアーが催され、参加申し込みをしていたからです。社会科見学的イベントなんて、久しぶり。普段接しないお仕事、でも本やショップカードやフライヤーなんかすごく身近にある品々。興味わくわくです。

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こちらは、2色だけ色を刷れる機械。つまり、3色目4色目は製品を1日乾かした翌日まで待って、さらに加える方式です。

それじゃ、フルカラーなんて何日作業を続けることになるのだろう……気が遠くなる。

しかも、色を刷る原版はとても薄いフィルム状のものなので、ぴったり合うこと難しく、さらには刷るごとに伸びて印刷にズレが起きるそう……あれは味を出すための手法では無かったんですね。仕組みの一環でした。

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こちらは製本のためにページを揃えたり、綴じるために糸をかける機械たち。

実際動いている様子を見せてくれたり、ボタンを押して体験できるような計らいがありました。機械に触れるのはとてもどきどきします(;´Д`)

 

この前には、印刷した部分がぷっくりした手触りになる仕掛けの機械(部分的に高熱注意!)があり、普段不思議に思っていた印刷技術の手法を知ることができました。

この後には、はみだしたページを揃えて裁断する機械(取り扱い注意! 片手が巻き込まれないよう両手でボタンを押して動かすしくみ)などの紹介がありました。

 

最も「なるほどー」と思ったのは、先ほどもちょっと書いた内容

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これです。

マジ、綿密に予定たてる必要がありますよね……。

2色までなら、当日刷って明日仕上げが出来る。

でも、4色なら翌日、6色ならさらに……と、乾かす時間が出来上がりを後押しする。

私、計算をよく間違うので……かなり(;´Д`)こんな顔をしてメモを見ていたように思います。注文はひとつではないですから。複数のタスクを同時に処理する特殊技能を持った集団なのだと思います。

 

イベントでは、見学や缶バッジ作りだけでなく、お買い物もしました。

雰囲気の多様性が素敵で会場を何周もして楽しんだ上に選んだ品物たち。

ただ、作家さんの作品をweb上に出していいのかわからないので、購入したものと作家さんを文字で書いてみます。

  • masao takahata ひとめぼれした木製っぽいブローチを購入
  • katakata(C) 型染めのような、しみじみする絵柄のミニカード購入
  • makomo 解釈がひとひねりされた、日本の昔話絵本を購入。会場入り口にあったキャラクターも、こちらの作家さんの作品

どれもお気に入りで、何度も繰り返し眺めては(*´▽`*)こんな顔をしています。

缶バッジをみると、VOL.4となっているので今年で4回目のよう。

また来年が楽しみになる催しでした。