京都八瀬に行った。ルイ・イカール美術館と瑠璃光院
2017年春の公開が両者とも6月15日(木)まで、あわてて記事を書く。写真多め。
訪れたのは5月。
~もっと観たい、ルイ・イカールの、描く女性~
どこかで目にとめた一枚のチラシ。見た憶えの無い、でも懐かしい気持ちになる絵。ルイ・イカール美術館。繊細な雰囲気のラインで描かれた女性。おー、無料で入館できると書いてある。行ってみよう。
「驛瀬八」と、レトロな書き方。でも看板新し目に見える……(*'ω'*)
ここから数分でたどり着いた。
橋を渡って
川の向こうに八瀬比叡山口駅を眺めながら
「はじめて来たけど八瀬って気持ちのいいところだなー」と歩いていると
着いた。
靴を脱いであがると、窓に見える竹と絵。いいなあ。
一階と二階のお部屋それぞれに作品が展示されていました。
広いお部屋に並んだアートの向かいには
大きくとられた窓にかわいらしく整ったお庭の眺め。
どのお部屋も落ち着いて眺めていられる良い雰囲気
アートの中に身を置いているような気分でした。
とても良かったのですが、チラシには瑠璃光院の敷地に併設された美術館のように書かれていたので、そのお寺自体はどこかしらと思い美術館を出てまた道を進んで行くと
ありました。瑠璃光院。
手前にあった看板。
~せっかくだ、見学させて、いただこう。瑠璃光院~
拝観料を支払って見渡すと、どこもきれいな緑色。
石、苔、葉、どれも美しくて気持ちの良い姿。
建物にたどり着く間の道も「見れてよかったな」と思う景色でしたが、中に入ったらさらにいろいろ盛りだくさんでした。
さりげなく掛けられている書が元首相でいきなり驚かされました。wiki読んでみたけど関連はわからず……囲碁の関係?
入口でいただいた写経をしてから、さて青紅葉のうつるお部屋は……と撮影に見学に。
右にあるテーブルに、青もみじが映ってとても美しく見えます。が、廊下の板もピカピカで美しかったです。整えるの時間かかるだろうな……(`・ω・´)すごい
そして八瀬のかま風呂。ああ、昔あった銘菓かま風呂(大原女屋)って、これのことだったんだ。ほんと、そっくり。買って帰ろうと調べたら、廃業していた。残念。
せめて、じっくり見学しようと中に入りました。もちろん火は焚いていないので汗もでませんが、横に並んだ陶器のまくらに温泉地のサウナを思い出しました。大海人皇子の時代からサウナってあったんだ……。
さらに他の部屋には掛け軸も屏風もラピスラズリもあり
次々に現れる景色も眺め、調度品もそれぞれ眺めていると2時間ほどが過ぎていました。
建物もきれい、景色もきれい、合わせてきれい、あちこちきれい。
たくさんのひとの手と豊富な時間がかけられてたたずむ八瀬の院と美術館、堪能しました。
最後、ルイ・イカール美術館に立ち寄り瑠璃光院のお菓子八瀬氷室を買って帰りました。
おいしかった。
とても気に入ったので後日、購入目的で再訪。しかし、見当たりませんでした。売り切れか……_(:3 」∠)_おいしかったのよ……また食べたいな八瀬氷室……。