マーシャドーを受取りました(2017ポケモン映画内容にふれる感想アリ)
マーシャドーを受取ったこと
映画の内容を楽しみに、でもポケモンの受け取りも楽しみに観に行った。3DSとポケットモンスタームーンを持参。
劇場内での受け取りは初めてだからと時間に大幅な余裕を持って着席したが、受信はあっという間に終わった。もう、瞬く間っていう感じ。えっ? おお!? すごい!!
感動した。
映画館の設備って何か違うんだろうか。(鑑賞していた人数の差もあるのかもしれない)
受け取ったマーシャドーかわいい。かくとうでゴーストで、二頭身。映画での声もかわいらしく聞こえてかなり驚いたのだけど、3DSの中のマーシャドーの声も実にかわいい。アローラ図鑑の302に登録されていました。
映画、物語の感想(内容に触れています。ネタバレを避けたい方は要注意)
予想とは違っていた。
予告でも「あなたは知っていますか? ふたりの出会いを」と言っていたので、はじまり以前と以降の短い期間に起きた出来事に集中し、伝える感じなのだと思っていた。
実際は、サトシとピカチュウの出会いはほんのはじまりでした。
対等な相手としての関係の推奨であったり、並行世界の存在の示唆であったり、ミュウツーの逆襲を今だったらこう表現する! なのかなと思う場面であったり
こう見える、こうかもと考えつつ物語を追いつつも一番強く感じたのは「ああ、だからポケモン ウィズユーなんだ」ということだった。
ひとが生まれた後の出来事で、唯一決まっているのが肉体的な死。それはいろいろな事情で人生のどこかに訪れる。自分自身にも、大切な誰かにも。後悔、恐怖、とてつもない悲しみ。それを感じて潰れてしまいそうになる心。
でも、もし。もしかして。肉体が消えても目には見えない別の世界で過ごしているとしたら。そして普段見ていた、遊んでいた、一緒に過ごしていた親友のような、いっそ盟友のようなポケモンが、そばについていてくれるとしたら。
ポケモンは、トレーナーに絶対の信頼を置く。ポケモンは、トレーナーを守りきろうとする。クロスの言葉でいつまでもその場に待ち続けたヒトカゲ。ソウジを助けるためみずからの命をかけたレントラー。
だから、だいじょうぶなのかもしれない。それが本当なのかもしれない。
そしてポケモンは、残されたひとのそばにも寄り添い続ける。
詭弁とか、ごまかしの嘘とかではなく、何かの存在で元気づけられる心、生きていこうとする力は生まれるのだから、その存在が「ポケモン」という形で見えていてもおかしいことは何もない。
と、思った。
POKÉMON with YOU - ポケモンはいつもキミといっしょ -